1.経年により中性化した既設コンクリートにラドコン7を施工した場合には、細孔が強アルカリ性の「RADMIST」により形成されたケイ酸カルシウム結晶で充填されるため、その部分はアルカリ性に復元されます。
2.既設コンクリートの脆弱部分に施工した場合には、ケイ酸カルシウム結晶によって、脆弱部分全体が強化された組織となります。
※コンクリート表層部の緻密化
3.反応速度は緩やかであるが、C-S-H結晶を生成します。
4.中性化したコンクリートは、「RADMIST」が反応材料とする水酸化カルシウムの絶対量が不足しています。この場合は、予めラドコンベース(下地活性剤)を付与してから「RADMIST」を浸透させることにより、コンクリート表層部からの改質効果が得られます。但し、コンクリート表面のポーラスな状態や強度については既存状態と同じですが、若干の表面硬度を高めます。
※ラドコンベース(下地活性剤)を使用した施工は、施工代理店のみ取扱いしております。